イースタンのキッチンは他社キッチンと比べて約20%軽い 側板の構造について
キッチンの構造は大体が
化粧ボードとMDFまたは合板で出来ています。
ざっくりとした構造として
側板(左右の立てる板)+底板(流し台の中)+背板(流し台の背中部分)+天板(ステンレス)+扉
って感じです。それぞれの材料が
側板=化粧ボード 12㎜/15㎜/17㎜くらい
底板=合板/MDF 2.5㎜
背板=合板/MDF 2.5㎜
企画はどこのメーカーも似ていますが、特に側板の厚みは各社バラバラです。
その素材によって流し台の重さは大分変ってきます。
そして化粧ボードは重たい!
上の写真を見る通り中には木くずを固めたような基材にカラーシートを圧着しているので、密度が高く固いため重たくなってます。ただし、「板を(3*6か4*8サイズ)切って木口に化粧テープを貼るだけ」それだけで側板としての意匠性は確保できるうえに、切るだけなので手間もなく簡単です。つまり製造の人件費がかかりません。
でも重いのです。
取り付けてしまえば関係ないですが、運搬や搬入、取り付け時に一人ではどうしようもなくなってきます。とにかく動かないですからね
ただ、弊社ではそんな側板をフラッシュ構造で作ってます。
骨組み+板なので、大幅な軽量化ができるわけです。
羽と鉄くらい違います(多分)
弊社調べて下記のような重量の差があります。
A社 | B社 | C社 | イースタン工業 |
約41㎏ | 約44㎏ | 約39㎏ | 33㎏ |
最大で10㎏もの差が出ます。
ただし、ただ側板を化粧ボードからフラッシュ構造にしただけではここまで差は出ません。
その他にも扉や内幕板、巾木に至るところまでも軽量に力を入れたイースタンだからこその軽さです。
キッチンが重くて大変!!って時はぜひイースタンのキッチン